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襲う巨大怪鳥/空の大怪獣Q のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 襲う巨大怪鳥/空の大怪獣Q
製作国
上映時間91分
ジャンルアクション,ホラー,サスペンス,刑事もの,特撮もの,モンスター映画
レビュー情報
《ネタバレ》 ラリー・コーエンという人は『フォーン・ブース』の脚本家でもあり、脚本を書かせたらちゃんと出来る人なのになぜか監督すると脱力系になってしまうという困ったお方です(そう言えば日本の橋本忍に似てますね)。監督作はほとんど自分で脚本も書いているのですが、悲しいかな演出力が無いので駄作になってしまうというパターンですけど、本作に関してはどう考えても脚本もヘボ過ぎです。まあ低予算なんで怪鳥の造形や特撮には元から期待なんかしてないのであまり苦になりませんが、だいたい大怪鳥Qとアステカの儀式はどんな関係があるんじゃ!と突っ込みたくなります。NYのクライスラー・ビルの先端に巣を作って飛びまわっているのに誰もその姿が見えないとはどういうこっちゃ!「それはQはいつも太陽を背にして飛ぶからです」なんて解説されても、誰が納得するかい! 宝石泥棒の一味の男が主人公みたいなものですけど、冒頭で宝石が入ったスーツケースを落として紛失しちゃうというのは、いかにもラリー・コーエンらしくてユニークな展開です。でもどうも気になるのですが、宝石泥棒と怪物の組み合わせというとどうしても『宇宙大怪獣ドゴラ』を思い出しちゃうんです。もしラリー・コーエンに会うことがあったら、「あんた『ドゴラ』をパクったろ」と詰問してみたいです(笑)。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2015-11-04 23:14:45)
その他情報
作品のレビュー数 6件
作品の平均点 5.33点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.70
このレビューの偏差値 41.92
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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