Menu
 > 作品
 > キ行
 > 斬る(1962)
 > S&Sさんのレビュー
斬る(1962) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 斬る(1962)
製作国
上映時間71分
劇場公開日 1962-07-01
ジャンルドラマ,時代劇,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 三年や二十年があっという間に経過する驚くべきスピーディーな映画。上映時間71分ではまあ致し方ないでしょうが、その分様式美に凝りまくった映像に集中出来て良かったかと思います。「人間が縦に真っ二つ」という衝撃シーンがあります、といううたい文句ですが、遠景でしかも一瞬のカットですからなんてことはない。流麗な雷蔵の殺陣が見どころなのに、このシーンだけは妙に浮いてしまっているので監督の意図はちょっと?ではあります。三隅研次は後年に『子連れ狼』シリーズで人体破壊殺陣をさんざんやっているので、もうこれは彼の趣味の問題としか言いようがないでしょう。この当時はすでに黒澤明が殺陣に斬撃音をとりいれていましたが、こういう斬撃音のないチャンバラはかえって新鮮な感じがするのが不思議です。どっちがリアルなんでしょうかね。
S&Sさん [DVD(邦画)] 7点(2014-04-12 19:33:39)
その他情報
作品のレビュー数 18件
作品の平均点 5.78点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
215.56%
300.00%
400.00%
5950.00%
600.00%
7738.89%
815.56%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.40
このレビューの偏差値 56.27
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
斬る(1962)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS