Menu
 > 作品
 > オ行
 > オースティン・パワーズ
 > S&Sさんのレビュー
オースティン・パワーズ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 オースティン・パワーズ
製作国米,独
上映時間95分
劇場公開日 1998-08-01
ジャンルアクション,コメディ,アドベンチャー,シリーズもの,スパイもの,パロディ
レビュー情報
《ネタバレ》 いやあ久しぶりに発見いたしました、このサイトで0~10のすべてに点が入っている作品を。おまけに二作目『デラックス』三作目『ゴールドメンバー』も同じで、シリーズ全作でこんだけ評価がばらけてるのは珍現象じゃないですか。理由はまあ理解できます、要はマイク・マイヤーズが生理的に受け付けないってのが最大の要因じゃないでしょうか。これは『Mrビーン』のローワン・アトキンソンが苦手というパブリック・イメージといい勝負じゃないでしょうか。どちらも英国系のキャラという共通点があります、モンティパイソンの例もありますが日本人には英国的ギャグは合わないんじゃないでしょうか。でも自分はローワン・アトキンソンよりもマイク・マイヤーズの方が全然イイと思ってますけどね。 とは言ってもこの映画のネタのひどさは相当なもんです。自分はCS系で放送された吹き替え版で鑑賞してみましたが、いやはやここまで下品な吹き替えは初めてです、えっとこれは非難しているわけじゃなく褒めているんですよ。でも下品極まりないマイク・マイヤーズの脚本と演技に付き合わされるロバート・ワグナーやエリザベス・ハーレーには同情を禁じ得ませんけどね(笑)。観ているときには全然気づきませんでしたが、キャリー・フィッシャーやクリスチャン・スレイターはたまたロブ・ロウまでカメオ出演していたとは、まあロブ・ロウは納得という感じでしたが(笑)。あとギャグは最低ですがセットやガジェットは意外と金をかけて立派で、ドクター・イーブルの秘密基地なんかは当時の007映画にも引けをとらないというか勝っている感じすらあります。頭を捻るのはこの脚本は60年代スゥインギング・ロンドンをリスペクトしているのかディスっているのかで、『欲望』などの当時の風俗最先端映画をパロっているのは判りますけどね。 オーステイン・パワーズは60年代にマイケル・ケインが演じたハリー・パーマーをモデルにしているという解説見かけましたが、この乱杭歯のチビのどこがハリー・パーマーなんじゃ(怒)。
S&Sさん [CS・衛星(吹替)] 6点(2022-04-26 22:58:25)
その他情報
作品のレビュー数 118件
作品の平均点 5.08点
作品の点数分布
054.24%
197.63%
286.78%
397.63%
41411.86%
51311.02%
62622.03%
7119.32%
81613.56%
943.39%
1032.54%
作品の標準偏差 2.51
このレビューの偏差値 51.45
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
オースティン・パワーズのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS