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子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる
製作国
上映時間95分
劇場公開日 1972-01-15
ジャンルアクション,時代劇,シリーズもの,漫画の映画化,バイオレンス
レビュー情報
《ネタバレ》 製作当時の邦画界はどん底で死に体も同然、それで勝プロ製作で出演俳優は東映作品の常連ばかりという本シリーズが東宝から配給されるという珍現象が起こったわけです。若山富三郎の拝一刀は原作キャラとは容姿があまりにもかけ離れていて違和感が半端ないのですが、その殺陣の切れ味はさすがです。劇画チックなお話し(劇画が原作ですから当たり前ですね)を三隈研次が独特の映像表現を駆使してまとめ上げており、冒頭の若君介錯の件なんかはシンプルに徹した様式美ながら思わず引き込まれてしまいます。現代では絶対製作できないどころか地上波での放映さえ不可能なスプラッターぶりには、唖然どころかもう笑うしかないという気分になるぐらいです。笑わせてくれたのが無頼集団のボス官兵衛が子連れ浪人を拝一刀と気づくシーンで、あれは当時NHKで放送されていた『連想ゲーム』のパロディかと突っ込みたくなるほどのバカバカしさでした。 それにしても大五郎の愛くるしいこと、この人は今どんなおじさんになっているんでしょうか、その姿を見るのはなんか恐い気もします。
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2018-12-19 22:10:49)
その他情報
作品のレビュー数 6件
作品の平均点 6.83点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.34
このレビューの偏差値 39.85
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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