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ミスター・グッドバーを探して のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ミスター・グッドバーを探して
製作国
上映時間135分
劇場公開日 1978-03-18
ジャンルドラマ,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 そうか、このお話はJ・カーターが大統領になろうとしていたころのことなんですね。この辺りは過去50年でアメリカがもっとも荒んでいた時代ですから、登場人物たちもまともなキャラがひとりもいません。D・キートンの教師だって、いくらポリオを患ったハンデを持っているとしても、その行動には何も共感できる要素はありません。彼女のフィルモグラフィでは後にも先にもない様な脱ぎっぷりの良さですが、エロさのかけらもないところには監督R・ブルックスの冷徹な視線を感じます。またR・ギアをはじめ彼女を取り巻く男たちにもまともな奴はひとりも出てこないので、観ていて余計にストレスがたまります。 この映画を女性映画として観たら大間違いで、人間の闇と言うかアメリカ社会の醜悪さを描いた映画だというのが正解でしょう。ラストの死に行くD・キートンの顔がフラッシュの中でだんだん小さくなってゆくのがとても印象に残りました。
S&Sさん [映画館(字幕)] 6点(2013-06-23 21:56:59)
その他情報
作品のレビュー数 23件
作品の平均点 6.61点
作品の点数分布
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6313.04%
7730.43%
8313.04%
9313.04%
1014.35%
作品の標準偏差 1.88
このレビューの偏差値 48.28
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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