Menu
 > 作品
 > ネ行
 > 眠狂四郎 女妖剣
 > S&Sさんのレビュー
眠狂四郎 女妖剣 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 眠狂四郎 女妖剣
製作国
上映時間81分
劇場公開日 1964-10-17
ジャンルアクション,時代劇,シリーズもの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 眠狂四郎シリーズも第四作目にしていよいよエロ要素が強めになってきました。悪役も今後のシリーズで宿敵となるらしい備前屋徳右衛門が登場、ラストの狂四郎に斬られもしない中途半端な退場は生かしておいて次作以降で使う魂胆だったわけですね。宿敵と言えば若山富三郎の懐かしの陳孫も再登場、狂四郎と再び対決いたしますがまたも決着つかずにフェードアウト、これじゃあ『キングコング対ゴジラ』のラストシーンと同じです。悪役といえば、今回はキリスト教そのものがその役目を担っている感じもします。狂四郎の父親が実は棄教して黒ミサを信奉する外人だったという衝撃の事実、でもキリスト教に対する憎悪としか言いようがない冷淡さをそれまで見せられてきたから、自身は薄々勘づいていたように見ることもできます。醜い容貌の菊姫も美しい聖女びるぜん志摩も、どちらも魔性の女でしたという結末は強烈でしたが、現代では下手したら男尊女卑だと炎上しかねませんね。狂四郎に斬られる敵に強いのが一人もいなかったのは、ちと心残りでした。
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-02-01 23:37:38)
その他情報
作品のレビュー数 9件
作品の平均点 6.11点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
2111.11%
300.00%
400.00%
5111.11%
6333.33%
7222.22%
8222.22%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.73
このレビューの偏差値 49.63
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
眠狂四郎 女妖剣のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS