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《ネタバレ》 この映画をリアルタイムで観た人にとっては絶対万点をつけるだろうと勝手ながら思います。
当時、マックィーンやイーストウッドが魅せたカーアクションのレベルを遥かに超えた作品でした。 CGもワイヤーもなし。運転席が裸状態、メル・ギブソンも真剣勝負!? 全てが一発撮り。 この世界観は、この時まで誰が想像したでしょう。 マックス、愛犬、ジャイロキャプテンの上下関係。 食糧や水よりもガソリンに目をつけた価値観の表れ。 シンプルなシナリオの中、前半のハイライトは何と言ってもトレーラーを仲間の基地まで持っていくシーン。音楽といい、胸がハラハラする。 後半のハイライトもカーチェイスですが、マックスはガソリンと取引する訳ではなく、ただ運転がしたいという、絶望の心境を付け加えたことだけで前半とは全く違うシチュエーションになるところが面白いです。 語り部の少年、ジェイソンのような悪役のボス、後に「北斗の拳」でお馴染みになるモヒカン男…全てが素晴らしい。 この映画を初めて観賞した、あの時の思い出が蘇ってきます。 久々に吹き替えで観られたのも嬉しかったです。 【クロエ】さん [地上波(吹替)] 10点(2012-04-19 21:36:19)
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