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鶴は翔んでゆく のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 鶴は翔んでゆく
製作国ソ連
上映時間97分
ジャンルドラマ,ラブストーリー,戦争もの,モノクロ映画
レビュー情報
 期待しなかったせいかわかりませんが、大当たりの映画です。主役の女優さん(タチヤナ・サモイロワ)、メッチャ綺麗です!ジャケットとまるっきり顔が違います。スタイル、表情、歯並びの良さまでカメラはしっかり捉えています。DVDはデジタル処理が徹底的になされているせいか、「アンナ・カレーニナ」より綺麗に撮れてます。
 外見だけではなく役者としても最高に輝いています。疾走する戦車の行列に、まるでお豆腐でも買いに行くかのように平気で横切って行ったり、燃え盛る炎の中に飛び込んだりと、全てスタントなしでやってます。世界中探してもこんな女優さん見たことありません。聞いたことありません。もうビックリです。っていうか普通やらせないでしょう。
 内容は反戦映画に思われがちですが、普遍的な「愛」を、たった91分で表現しているだけの物語です。愛し合い、愛され、そして愛を与え…もう本当に胸がつかえ涙が出ます。
 この時代のソビエト映画は、小道具、伏線、シャレードと、世界の映画界の先陣を切っています。観客を充実させるテクニックが満載です。
クロエさん [DVD(字幕)] 10点(2009-02-01 02:34:42)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 5件
作品の平均点 7.40点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 2.06
このレビューの偏差値 56.13
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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