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アヒルと鴨のコインロッカー のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 アヒルと鴨のコインロッカー
製作国
上映時間110分
劇場公開日 2007-06-23
ジャンルドラマ,犯罪もの,ミステリー,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》  「脚本重視で評価している」というレビュアーがいらっしゃって、騙されたと思って借りてみたんです。
 このタイトルじゃ、またいつもの「クソ煮込みうどん映画」ではないかと不安も感じたのですが、その不安を見事に裏切ってくれた良作です。
 小道具や伏線、留守電にボーリング場の音が聞こえただけで現場を特定してしまうところなど、仙台という地域を上手く使ってあると思います。
 時間軸をずらす手法は散々使われてきていますが、本作が他の作品と違うところは、時間軸を変える度に主人公、つまり感情移入する人間を変えていくところにあるのです。
 1時間50分でキレイに収めた編集は私にとって、ちょうどいい長さです。
 これ以上長くなるとダレる。
 時代が今だからこそ、こういう結末がOKなのでしょう。
 理不尽な犯罪が多い中、それを悲しんでいる人たちも多く存在することを表現してくれた素晴らしい映画です。
 内田けんじ監督のテイストが感じられますが、他のレビューを読むと原作が素晴らしいようですね。
 今度読んでみます。
クロエさん [DVD(邦画)] 8点(2009-08-25 15:24:53)
その他情報
作品のレビュー数 165件
作品の平均点 7.02点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
221.21%
331.82%
463.64%
5159.09%
62816.97%
74829.09%
83420.61%
91911.52%
10106.06%
作品の標準偏差 1.63
このレビューの偏差値 53.66
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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