Menu
 > 作品
 > サ行
 > サラの鍵
 > クロエさんのレビュー
サラの鍵 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 サラの鍵
製作国
上映時間111分
劇場公開日 2011-12-17
ジャンルドラマ,戦争もの,歴史もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 フランスのユダヤ人とナチスの関係って、少々日本人には驚きというか、意外というか、第二次大戦と現代がつながる人間関係の映画を作れるのは、時期的に、もう今頃が最後ではないだろうか?
この映画はフランスでかなりヒットしたらしい。
家族が連れていかれた屋内収容所の悲惨さはリアルすぎて目を覆いたくなるのは地元フランス人も同じはず。
サラが鍵をしめた納戸の中に約束を守って出ようとしなかった弟。
いや、出れなかったのかも…。
姉と妹の絆がこれほど残酷な形で結ばれるシーンに涙なくしていられない。
大人になったサラは一言もしゃべらない。
サラは美しさだけを持ち、流されるままに生きていく。
サラの映像は現代に生きるジャーナリスト、ジュリアの目を通して描かれていくが、真実がわかるのは、死んでしまったサラに残された息子が父に残された形見、そして納戸の鍵が現れる、その時までハッキリとでわからない。
ジュリアが自分の娘にサラと名付けた訳を他のレビューを読んでも私には、どうしても理解できなかったが、幼ないサラを有刺鉄線を引っ張って助け出してやる軍人の手にも赤い血が流れていることがエンドロールで思い出すことになった。
クロエさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2013-03-13 00:14:52)
その他情報
作品のレビュー数 29件
作品の平均点 7.45点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
413.45%
526.90%
6413.79%
7724.14%
8827.59%
9517.24%
1026.90%
作品の標準偏差 1.45
このレビューの偏差値 57.36
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
サラの鍵のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS