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この森で、天使はバスを降りた のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 この森で、天使はバスを降りた
製作国
上映時間117分
劇場公開日 1998-01-15
ジャンルドラマ
レビュー情報
《ネタバレ》  ムショあがりの、咥えタバコの「天使」が、活気のない村に幸せをもたらすというのが、ヒネリがあって面白い。
 閉鎖的な村というのは世界中どこも同じ。「田舎へ泊ろう」なんてテレビ番組観てると、住民はカメラ意識して本音をあまり言わないけど、本当はこの映画の雰囲気に近いと思う。だがそれを軽蔑してはいけない。自分たちはどうか?この閉鎖的な村の住民たちは普通の人間の普段通りの姿だ。
 物語はありきたりな展開と言われればそれまでだが、主人公パーシーの生い立ちが自然な形で彼女自身を動かし、綿密に計算されたシナリオは、観ている者に「ああ、こうなってくれれば…」という形で進んでいく…ラスト直前までは問題なく。
 この村は、彼女が命を捧げなければ変わらなかったのだろうか?しかし、作り手としては譲れなかったのだろう。先住民の物語をさりげなく布石にして命の尊さを伝えている。
 最後に流れるコンクールの優勝作品で文中にあった「チャンスを与えてあげよう」という言葉が、この映画のテーマだと思う。
 それにしても、エレン・バースティンは歳とった…気づいた人どれくらいいるだろうか?「エクソシスト」に出ていたリンダ・ブレアの母役の女優です。懐かしいなぁ…私はそっちのほうにばかり目が向いてしまった。

2019年、再鑑賞
意外とつまんなかった。
ラストでヒロインが死ぬ展開に無理があって救いがない。
初見では8点でしたが、今回は6点。
 
クロエさん [DVD(吹替)] 6点(2009-01-29 03:44:18)
その他情報
作品のレビュー数 218件
作品の平均点 7.20点
作品の点数分布
010.46%
110.46%
210.46%
352.29%
483.67%
5209.17%
63415.60%
74118.81%
85927.06%
92411.01%
102411.01%
作品の標準偏差 1.84
このレビューの偏差値 46.47
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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