タイトル名	すずめの戸締まり
製作国	日
上映時間	121分
劇場公開日	2022-11-11
ジャンル	ドラマ,ＳＦ,アドベンチャー,ファンタジー,アニメ,青春もの,ロードムービー

《ネタバレ》　細かいツッコミどころはさておき、前向きな人生観に感銘を受けた。

・何と言っても、最後に、母を無くした幼少のすずめを励ますシーン。「どんなに悲しくても、ちゃんと大きくなる。未来なんて怖くない。」未来に不安を覚える多くの迷える少年少女（年齢にかかわらず）に希望を与える真っ直ぐな言葉。
・（駐車場に現れた左大臣のせいで？）キレたおばさんの一言はひどくはあるが、それはそれで本心でもあった。自転車のシーンで、あえて否定はせず、「それだけやないとよ」（他にも沢山良いことがあったよ）、と、綺麗事にせず清濁あわせて前向きに捉えた仲直りが良かった。

全体を通し、災害をテーマにしつつ、人生なにがあるかわからないが、今日一日でも、一時間でも、生きたい、というポジティブな方向に振り切っている。細かい設定の伏線回収不足など気にならず、清々しい映画であった。

作品のレビュー数	55件
作品の平均点	6.35点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 0 0.00％ 2 2 3.64％ 3 3 5.45％ 4 4 7.27％ 5 5 9.09％ 6 14 25.45％ 7 10 18.18％ 8 13 23.64％ 9 3 5.45％ 10 1 1.82％
作品の標準偏差	1.80
このレビューの偏差値	55.10 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値