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《ネタバレ》 あえて事前情報を入れず、史実を学習せず鑑賞。
常識として日本に原爆が落とされたこと、オッペンハイマーという人は原爆を開発した科学者であったことぐらいは既知。 結果、正直長すぎてつまらなかった。 この映画は、ある程度勉強してから鑑賞することをおすすめしたい。 日本に原爆が落とされる前にアメリカ本土で実験が行われていたわけだから、初の原爆被害者はアメリカということ。意外と知られていないのではないか。(ビキニ諸島の実験のほうが有名)途中の科学者の嘔吐シーンもあったが、おそらく実験者も相当被爆していたのではないだろうか。 核融合、核分裂という、原子自体の構造にメスを入れ、結果として物質そのものの膨大なエネルギーを取り出し兵器に使う、というのは確かに神、あるいは悪魔の領域であろう。その意味でもE=MC2乗のアインシュタインがまあまあなキーパーソンであるのは象徴的。 そして空気中の原子含め連鎖反応が止まらずにこの世がなくなるかも、という懸念は、バック・トゥ・ザ・フューチャーで「過去の自分と会うパラドックスによって、宇宙が崩壊するか、単に失神するか」に受け継がれていく・・・ 【チェブ大王】さん [映画館(字幕)] 3点(2024-04-21 01:22:07)
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