タイトル名	アイズ　ワイド　シャット
製作国	米,英
上映時間	159分
劇場公開日	1999-07-31
ジャンル	ドラマ,小説の映画化,クリスマスもの

《ネタバレ》　原作を読んでいないので映画を観たのみの感想です。
キューブリックといったら思い浮かぶのは、上流階級の低俗さ。
お高くとまって、その実自堕落な人々に対し、監督の猛烈な嫌悪を以前は感じたものです。
でも、この作品はちょっと違いました。貸し衣装屋の娘が彼にアドバイスします。
「王様のマントがいいわ」。この言葉、主人公ビルの役割を言い当ててるように思います。彼は優秀な医師で、裕福で、穏健・善良で、若く、魅力あるハンサムな男です。誰も彼も彼に惹かれるんです。彼と相手することを嫌がってる男女がいないことに注目！まさにサラブレッド、王の資格をもつ男なのです。
ここまで裏表なく善良な男を描くのは、監督初めてではないでしょうか。
そんな彼を監督は、どうやって愛情こめてからかってやろうか、可愛い子をいじめたく
なるように、撮っていった風に思います。と、いうわけで僕はそのからかいを楽しむ映画のように、単純に捉えているのです。

作品のレビュー数	301件
作品の平均点	5.87点
作品の点数分布	0 3 1.00％ 1 5 1.66％ 2 13 4.32％ 3 29 9.63％ 4 33 10.96％ 5 49 16.28％ 6 50 16.61％ 7 37 12.29％ 8 43 14.29％ 9 21 6.98％ 10 18 5.98％
作品の標準偏差	2.28
このレビューの偏差値	52.17 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値