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《ネタバレ》 公開当時、物議を醸すことにならなかったのか、当時の人々の反応を知りたくなりました。オカルト版「名探偵コナン」て感じがしました。イノセントがなんで回転てタイトルになっちゃうんだろう? 意味がわからない。無邪気な者たちという原タイトルはピッタリ不気味なのに。子供をこんな不気味に思えた映画は初めてです。どうやら子供二人には、当時の世相としてはアブノーマルで常軌を逸した性愛に飲み込まれた大人二人が取り憑いている模様で、しかも具体的に描写されないけれど子供が口にするものではないようなスンゴイ卑猥な言葉が発せられたりしているらしい。取り憑かれる以前は、生きていたその大人のすることを目の当たりにしながら生活していたらしい子供たち。男の子は脚本をどこまで理解できていたか知らないけど、あの年であの「中身大人」演技は上手い。「おやすみのキス」と無邪気を装いながらのキスも印象的に不気味。現代となっては映画そのもののつかみやテンポやノリはいまいちなんだけれど、気味悪さは充分味わえました。ラスト、デボラ・カーの責任どうなっちゃうんでしょう? そこもコワイ。デボラ・カーの独り妄想という解釈の方もいるようですが、その場合、彼女が妄想して叱責したら死んじゃったって話? デボラの殺傷能力すご過ぎ。あっ、子供をぐるぐる振り回して殺したのか? だから『回転』なのか?
【だみお】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-02-16 00:59:14)
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