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雨の午後の降霊祭 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 雨の午後の降霊祭
製作国
上映時間121分
ジャンルドラマ,サスペンス,モノクロ映画,犯罪もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 サスペンス映画かと思っていたので最後の展開にびっくりでした。携帯電話やモロモロのアイテムがある現代と違ってアナログ感がありますが、かえってそこがもどかしく、不安を煽られます。身代金の受け渡しはもう少し何かあってもよかったかな(旦那の発作が起きるとか)家を調べる場面と重なって緊張感はすごかったです。降霊は動機だけかと思っていたら、アーサーの正体と同じく最後にガツンとやられました。私は少女は助かったと思いたいところです。降霊に現れた少女の母親に「娘さんは帰る」と言った旦那は、彼女も妻と同じ目に合わせてはいけない、と思ったのではないでしょうか?少女の証言で警察が家にやって来たのではないか、と。これは観客に委ねているので、いろいろ解釈出来るところです(病気で亡くなったという解釈も出来るかも?;)台詞も少なく、過剰な演出もないのに緊迫感が切れません。役者さんの熟練した演技がすごい。これは、サスペンスでもホラーでもなく、淋しい夫婦の哀しい愛の物語でした。
果月さん [DVD(字幕)] 7点(2010-09-15 16:13:58)
その他情報
作品のレビュー数 6件
作品の平均点 7.17点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.69
このレビューの偏差値 46.47
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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