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《ネタバレ》 オリジナルは一人殺されたが、このリメイクは3人である。「殺人」に対しての社会的拒否反応の違いかな?多分二人目は最後のオチの為に「殺されても当然」って理由作りの為だろう。オリジナルでは「殺人は罪である」と意識が高かったが、リメイクはかなり下がっている。「正義の殺人は許容範囲」と言わんばかり。この事により後半の緊張感、意外性がリメイクは希薄になり、犯人の隠蔽行動というお粗末なものになっている。妻の人物像も「二人の男に騙され、二人殺したあほなお嬢様女」のようではないか。それを緩和する為に、知性的職場だったり外国語堪能なシーンを盛り込んだのだろう。グフィネスの演技でなんとか効果があったが、言い訳レベル脚本だ。警察にデビット・スーシェという意味深な配役しておいても活躍しないのだから意味が無い。マイケルの悪役亭主、ダメ男のヴィゴ。俳優の演技は一流だが、脚本が火サスレベルなのが致命的(火サスも好きだが;)俳優の演技でなんとか体裁をつくろっている映画であった;オリジナル観る前に観た方がいいかも。
【果月】さん [地上波(吹替)] 5点(2011-04-03 11:49:50)
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