Menu
 > 作品
 > キ行
 > 記憶の棘
 > 果月さんのレビュー
記憶の棘 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 記憶の棘
製作国
上映時間100分
劇場公開日 2006-09-23
ジャンルドラマ,ミステリー,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 これは行間を読む物語というか、裏側を察する映画ではないだろうか、と思いました。終盤になっていろんな事が明らかにされていく。それは推理小説のような「謎」ではなく、人の心理。何故、この人はこんな行動をとっていたのか、という感情が明らかにされるので、そこを分かったうえでもう一度観賞すると奥深い。例えば、アナの母親が少年をうさんくさそうな目で始終見ているが、それは少年を疑っているのではなく、かつての婿が嫌いだったから、という理由が分かったりする。
ラストのアナのせつない感情の爆発が痛々しい。刺は決して抜ける事はないのだろう、と察せられる。彼は刺の刺さった彼女を愛さなければならないのだろう。自分では刺を抜く事は出来ないのだから。
果月さん [DVD(吹替)] 7点(2008-12-18 15:49:48)
その他情報
作品のレビュー数 27件
作品の平均点 5.41点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
213.70%
3414.81%
4622.22%
5414.81%
6311.11%
7414.81%
8414.81%
900.00%
1013.70%
作品の標準偏差 1.99
このレビューの偏差値 54.04
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
記憶の棘のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS