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20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗
製作国
上映時間155分
劇場公開日 2009-08-29
ジャンルアクション,ドラマ,サスペンス,アドベンチャー,戦争もの,シリーズもの,犯罪もの,漫画の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 原作は未読なうえに「1」も「2」も観ていない私にこの映画を語る資格があるのか?;疑問ですが、純粋に「3」だけの感想をちょっと…;これまでのお話は冒頭で説明してくれたので、大体分かりました。
設定は世界規模でちょっとびっくり。日本の中の犯罪的規模かと思っていたので。が、日本でちょこまかやってるだけに見えちゃった;安っぽいとは思うが「独裁者、独裁国家の風刺」と考えればアリかもしれない『独裁者も独裁国家も求めて作り出すのは市民である。一度作り出してしまうと消すのは容易でない』という警告を感じた。独裁者を作り出す芽は大体幼少期に植え付けられる。だから、子供の「聞こえない悲鳴」に気づく必要がある。彼の心の傷の発端は、確かめずに「万引き犯」と決めつけた大人(おばちゃん)である。子供は大人の真似をするので同調した。大人が示した「正義」を否定出来る「力」を子供はもたない。少年犯罪が起きると、一斉に大人社会は叩きまくるが、昨年、日本で67人の幼児が虐待死されたことへの対策の声は上がらない(6日に一人は子供が大人に殺されているのに)親のせいにして終わりである。守ってくれる親をもたない子供は壊れていくしかないという訳だ。わりを食うのはいつも弱者である子供たちだ。社会は大人が作るもの。社会の歪みは大人の心の歪みである。今の世界は歪んでいる。『歪んだ大人に同調するな、同じ弱者同士で傷つけ合うな。でなければ、世界はますます歪んでいく』そういう含みがあるようにも感じた。あくまで「3」を見ただけの感想ですが…それでも、原作を汲みつつ、映画なりの『形』を作りあげるべきだったと思う。原作並に丁寧に描けないことは分かってるんだし。私はCGのレベルは気にしないが、脚本の安っぽさはちょっと…;
果月さん [地上波(邦画)] 4点(2010-09-01 11:45:27)
その他情報
作品のレビュー数 61件
作品の平均点 4.44点
作品の点数分布
023.28%
146.56%
234.92%
3914.75%
41219.67%
51422.95%
6813.11%
758.20%
834.92%
911.64%
1000.00%
作品の標準偏差 1.99
このレビューの偏差値 48.88
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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