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《ネタバレ》 実は全くの予備知識なしで鑑賞。リメイク版であることも知らずオリジナルも未見(それが吉だったようで)
当初はサスペンスものか悪魔系かと思いましたので意外性がありました。 アパートに引っ越してきた時、少女が男性の前を歩いているとこで、少女に支配権があると気づくべきでした。 全体的にもの悲しさが漂っていて、それが雪に閉ざされた世界とマッチしていました。 少女も少年も「誰にも必要とされていない」孤独を抱えている。 二人は共にあることで孤独から解放されるが、その未来は絶望的。 今、二人を結びつけているものは「恋と友情」かもしれないが、根っこは依存関係なので、いつか破綻する。 少女は少年が歳をとる事に、少年は少女が歳をとらない事に孤独を感じるようになっていくだろう。 しかし、他に行き場のない二人。絶望的な閉鎖感。 希望があるとすれば、少年がある程度大人になった時に、少女と同じになる可能性がある事でしょうか。かといって二人の孤独が癒されるのかは分かりませんが… ふと思ったのですが、少年の両親が画面に出ないのは、その両親の少年に対する「関心度」を表しているのかも。 【果月】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-08-27 14:21:29)(良:1票)
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