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《ネタバレ》 (再投稿します)躍動感あふれる素敵な映画でした。楽曲のすばらしさに普通に感動していたのですがリンド嬢さえ芸術の力で居場所を得ようとしていた事に気づき違う感動に気づかされました。フリークス達の悲しみを描いた映画で思い出すのは「エレファントマン」です。そこにはフリークス達の純粋さと哀しみがありましたがどこか「弱い存在」として描かれていたように思います。しかしこの映画では「これが私だ」と力強く歌いあげている。これは社会が少しずつでも「正しくあろう」としてきた歩みによるものではないだろうか?決して「可哀想な人達」ではない。誰もが同じように己を問い、希望を持ち、居場所を求め、人を愛し、家族を愛し、芸術に感動する心を持っている。それを歌い上げた映画なのではないでしょうか。私たちは諦めなければ少しずつでも良い方向に社会を持っていけるのだと思える映画でした。素直に感動しました~
【果月】さん [地上波(吹替)] 8点(2025-03-30 00:59:21)
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