| 作品情報
レビュー情報
人と人が繋がるということへの絶望感が全面に出た作品。主人公とルームメイトから、医者とその母親まで、人間と人間の間にある絶望に終始苛立たせられる。レストランでのラストシーン、うつむき続けるルームメイトと彼女を見つめ続ける主人公。その視線が映画を見る者に向けられたとき、あまりに直接的に我々は自分を批判的に意識させられ、そのまま唐突なエンドロールに投げ込まれてしまう。鑑賞タイミングを間違うと酷い事になりそうな一作。
【楊秀清】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-03-06 19:22:30)
その他情報
|
© 1997 JTNEWS |