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《ネタバレ》 「パルプ・フィクション」みたいなのを期待している人も「キル・ビル」みたいなのを期待している人もどちらもガッカリする内容ではなかろうか。
何章かに分かれているんだけど、それぞれ9割が会話劇・残り1割が大音量の銃撃戦っていうスタイルだった。「パルプ・フィクション」ではこの会話劇の冗長さすらも愛せたが、これはただ真に冗長なだけだった。(実際会話中ウトウトして突然の大音量でビクッとして目を覚ます観客もちらほら見られた。)ランダ大佐以外全くキャラが立ってないのも痛い。核になるはずのバスターズのメンバーに至っては顔すらもよく思い出せない。せめて終盤にランダ大佐をこれでもかというぐらい派手にぶっ飛ばす場面でもあったら許せたかも知れないけど、あんなカタルシスのない展開だとは・・・・・。 でも格好良い場面も随所で見られることは確か。ただやっぱり「タランティーノ、丸くなったな・・・・・。」って言う印象は拭えません。 【理不尽みるく】さん [映画館(字幕)] 3点(2009-11-22 03:01:38)(良:4票)
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