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ノーカントリー のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ノーカントリー
製作国
上映時間122分
劇場公開日 2008-03-15
ジャンルドラマ,サスペンス,犯罪もの,小説の映画化,バイオレンス
レビュー情報
エンディングには少し物足りなさを感じたが、逆に過剰な演出をしないことで、現実感が高まっていたように感じた。
シガーはおそらく、「死」の象徴なのだろう。
死は人種などに関係無く、人間以外の動物にも(シガーがカラスを撃ったように)、全ての生きるものに平等に訪れる。
シガー自身、「俺はコインの裏表のように生きてきた」と言っているように、彼自身も全てを受け入れ生きるうえで、無感情に、別に殺しを楽しむわけでもなく、殺戮を繰り返す。
家畜を殺す空気銃や、全身黒ずくめの服からも、逃れられない絶対的な「死」を感じ取れた。
ハビエル・バルデムの演技はハマりすぎ。
殺しの演出もリアル。BGMが少なく、静かで暗い世界観も良かった。

とにかくシガーに尽きる。この恐怖感は妙に中毒性があり、何度も観賞してしまった。




おーるさん [DVD(字幕)] 9点(2009-04-20 00:40:11)
その他情報
作品のレビュー数 214件
作品の平均点 6.42点
作品の点数分布
000.00%
120.93%
241.87%
352.34%
4146.54%
53214.95%
64822.43%
75224.30%
83717.29%
9157.01%
1052.34%
作品の標準偏差 1.71
このレビューの偏差値 58.84
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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