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重力ピエロ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 重力ピエロ
製作国
上映時間118分
劇場公開日 2009-05-23
ジャンルミステリー,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
原作を読んだうえで鑑賞したのですが、俳優陣の演技に引き込まれ、終わりを知っているにもかかわらず、思いのほか楽しむ事が出来ました。
特に渡部篤郎の演技が素晴らしかったと思います。

原作を読み、心配だったのは、春の台詞が哲学者の引用が多いので、文字として読む分には問題ないのですが、これを実際口に出して喋るとなると相当クサくなってしまうのでは・・ということ。春役の岡田くんはハマっていたと思いますが、やはりその点だけはどうも安っぽくなっちゃいましたね。

端折るところは巧く端折って、映画として、心地よいリズムが感じられました。
設定も色々と変えてあって、だからこそ原作既読の自分も楽しめたのだし、「映画化」した意味は充分にあったと思います。

原作、伊坂幸太郎の独特の浮遊感を感じられる文体と違い、映画版の雰囲気は重めなので、別ものとして2つとも楽しむ価値はあります。

減点要素を挙げるとすれば、夏子さんの中途半端な使い方が凄く気になりました。原作ではもっと活躍してくれます。
おーるさん [DVD(邦画)] 7点(2010-06-07 08:18:41)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 82件
作品の平均点 5.66点
作品の点数分布
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244.88%
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作品の標準偏差 1.54
このレビューの偏差値 55.66
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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