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《ネタバレ》 やはりアクションの小気味よさ心地よさがこの作品のよさかと思います。
冒頭のカーチェイスやカゲの襲撃、塔の上のジャンプに ラストの時計塔での攻防などなど、見せ場に事欠かないです。 それに背景が綺麗だなと思える作品も珍しいです。 このへんは後の宮崎(ジブリ)作品に通じるものがありますね。 銭形のルパン以外への正義感が垣間見えたり、 不二子の凛々しい姿が見られるのも良いとこかも。 ただ今回は伯爵やクラリスの存在が際立っているため、 ルパン一味(特に五右衛門)の出番が少ないのは残念な点です。 あとは赤ルパンに慣れていたので緑は違和感がありました。 アニメに限らず邦画の中でも完成度の高い作品だと思いますが、 他にも書かれてる人がいますがルパン作品としては少し異質だと思います。 三世よりは大元のアルセーヌルパンを意識してるようですし、 ちょっと良い人すぎかなという気がします。 ルパンらしさを考えたときにふと思ったのですが、 そもそもルパンと次元はなにをしにカリオストロへ向かったんでしょう? 偽札の原版や技術への興味は低そうだし、 秘密を暴くためだけに乗り込んだんでしょうか? お宝を盗むという動機が見えないため、 余計に悪い部分が見えなかったのかなといまさらながらに思います。 あ、あと銭形及び会話してた警官がカップヌードルを捨てたのはいただけません。 城を汚してはいけませんよね(笑)。 【映かったー】さん [DVD(邦画)] 9点(2009-02-02 17:33:13)
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