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《ネタバレ》 ヨーロッパを旅する頭の軽い3人の男(アメリカのバックパッカーの兄ちゃん2人+家族もちのアイスランド人)が、アムステルダムでのナンパと飾り窓に飽き足らず、薬でちょっとイカれたロシア人の兄ちゃんに唆され、わざわざスロバキアまでエロの旅へ。しかし快楽が満喫できるというそのお勧めのホステルは、実は残酷クラブの生贄の調達場所だった!夢心地もつかの間、客が1人また1人と消え、そして惨劇が幕を開ける…というお話。発想的には都市伝説の「客の消えるブティック」「だるま女」とかに通じるものがある。ま、ホラー慣れしてりゃ怖くはないし、意外と痛くもないのだが(ソウとかで免疫出来ちゃってるもん)、そこそこまとまってるかな。拘束を解いてからの逃走劇がそれなりに緊張感あるし、溺死の話が、同じく生贄となっていたねえちゃんを助けに戻る伏線になっていたのは上手い。追っ手をまくとこ(逃走中にちびっ子ギャング団に再会、これを利用)や、復讐に転じるとこ(上手い具合に自分を陥れた連中に遭遇)はかなりご都合主義だが、勢いで一気にラストまでもっていき、まあまあの出来になっている。しかしなあ、三池崇史出す余裕があるなら、やられ役の日本人のねえちゃんくらい本物の日本人を使えなかったのか?カナちゃんが「ヤメテクダサ~イ」と悲鳴をあげてるとこなんか、拷問してる側が日本人なのかと思ったぞ(拷問者を見て必死に知っている片言の日本語で命乞いしてるんだろう、と)。あと、彼女の古臭いお岩メークも(突っ込)みどころ。続編あるのか、どうしようかなあ・・・。 <2009.4.16追記>結局続編観ちゃった。そっちも悪くなかったけど、こっちのが良かったし結構よく出来てたことに気付いたんで1点追加。
【あっかっか】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2009-03-17 13:22:17)
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