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私はマイケル・ケインのミステリアスなタヌキっぷりや、イケメン・ジュードの切れっぷりを面白く堪能させてもらいましたが、いかにも元が舞台劇って感じですね。それも密室の対話劇なので、生活観のない豪邸のハイテク仕様を見せたり、部屋から部屋へ移動しての会話、家の外からの侵入、そして細かい表情まで見える役者のアップの多用などで、いかに「舞台では出来ないことをしてみました!!」と主張しようとも、飽きる人も多そうな感じ。映画向きの題材でないような気がしました。とはいえ、こういう心理戦や、男のぎりぎりのエロ(!)が好きな人ははまるでしょう。あとはオチの好みかな…。第3ラウンドの評価が分かれるところみたいですが、まあありかと。始めから顔をすんごい近接させたりで、怪しい雰囲気ぷんぷんだったし、結局は罠だった…のですよね?結末はやや拍子抜けですが、一応納得です。でも変装(第2ラウンドのしめ)が一番面白かったな。…舞台劇の映画化という目で見てましたが、これ、2度目の映画化だったんですね。最初の映画化ではマイロ役をマイケル・ケインが!知ってる人は知ってる名作なんだ~観てみたいなあ。じゃ、30年ほどしたらジュードがアンドリュー役ですか。是非やって欲しいですね♪(気が長い話…)
【あっかっか】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-04-29 13:34:37)
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