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アメリカを売った男 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 アメリカを売った男
製作国
上映時間110分
劇場公開日 2008-03-08
ジャンルドラマ,サスペンス,犯罪もの,政治もの,実話もの,スパイもの
レビュー情報
HBOだったかCINEMAXだったか、ぼーっと観てたら、Based on true storyのテロップ。何やら重々しい報道会見映像。そして教会で祈るクリス・クーパー。硬そうな映画だな…とか思いながら、なんとなく鑑賞したが、意外に面白かった。
後から調べると、この「ロバート・ハンセン事件」というのは“全米を震撼させた、史上最悪の情報災害”なんだそうである。日本人には馴染みないよね。(だってロバート・ハッセンは日本語ウイキペディアにはないし、「ロバート・ハンセン」を日本語でググっても、ほとんどがこの映画関連だ)まあ2001年はもっとでかい事件が後に起こったし…。と言っても、漏洩が実に20年以上にわたり、彼の情報でKGBに人が殺されている訳だから、実際相当な事件だろう。
主役2人は秀逸。真面目・敬虔さと背信・異常さを複雑に内包するハンセンをクリス・クーパーは見事に演じているし、フィリップ・ライアン演ずるオニールのストレスを貯めていく様も上手い。内偵なんて苦痛でしかない任務なのがよく判る。
作品は緩急もあるし、息詰まる心理戦を見せるが、それにしても地味である。FBI物でどんぱちやらない映画は初めてかもしれない(苦笑)。心理戦が好きな人じゃないと少し退屈するかな?心配な方は、事件を軽く調べてから鑑賞することをオススメします。
あっかっかさん [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 7点(2009-06-07 15:14:56)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 17件
作品の平均点 7.29点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.07
このレビューの偏差値 47.44
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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