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パパラッチ(2004) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 パパラッチ(2004)
製作国
上映時間84分
劇場公開日 2006-04-08
ジャンルアクション,サスペンス
レビュー情報
《ネタバレ》 メルギブ監督と勘違いしたのだが、プロデュースに参加、ということのようだ。まあ変な残酷描写がなかったのはよかったのだが。日本で「パパラッチ」の語が市民権を得たのは、ダイアナ元妃の事故死の時だったと記憶しているが、本作でも正にパパラッチに絡まれたスター俳優が自動車事故を起こす。息子は意識不明の重体、過失致死の汚名を着せられた上、更に続くプライバシーの侵害と汚れたイメージの創作。この俳優のパパラッチに対する復讐劇がメイン・ストーリーとなっている。写真合成までしてしまうパパラッチの描写、主人公とパパラッチグループとの緊張が高まっていく様や、警察を利用して陥れる展開など、そこそこ面白いのだが、うーん、このラストはないだろう。事故の目撃者が現れ、過失致死の汚名が晴れてスター人気は上昇、息子も回復し、奥さんが次の子を妊娠してたりと、全部主人公にいい方向に収まって、なんじゃこりゃ~、って感じ。だって特に3人目の復讐では殺意をもって直接手を下してるんだから…。刑事が薄々彼の関与に気付いているような描写もあるのだから、やっぱここは主人公は逮捕されて、「殺人を犯したんだから仕方ないよなあ。この人って結局パパラッチに人生を壊されたんだな…」ってバッド・エンドの方がしっくりくる。“主人公の完全犯罪成立ハッピーエンド”では、せっかく描いたパパラッチのあくどさも薄まってしまうのだ。
あっかっかさん [DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2009-04-28 13:52:48)
その他情報
作品のレビュー数 4件
作品の平均点 4.50点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.50
このレビューの偏差値 30.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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