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そもそもエロティック映画の意義ってなんなんでしょうね。○かせるだけならAVでいいわけだし。チャタレー夫人とか、青い体験なんかは「抑圧されて弾ける性愛」「思春期の性の目覚め」などという、性を描くにしても特化したテーマがあるわけで、それなりに理解できるんですが、本作の場合、結末まで観て、え?それで終わり?何が言いたいんだよ、と思ってしまった覚えがあります。大人の性愛そのものがテーマっちゃそれまでなんですが。映画の題名であるナイン・ハーフ、9週半が恋愛が最も恋愛らしくある期間・・・それを言うためにその期間のエロティックをじっくりみせる作品・・・う~む、主演俳優たちの当時の年齢に程近い今になっても、「だから?」とか思っちゃったり。まあ俳優の旬のセクシーさを見せるってのも目的の1つなんでしょうね。でも話題になった部分を考えると、社会現象的には前戯紹介映画だったような気がします。でもま、私にとって、この映画の最大の意義はホット・ショットという名コメディでパロられたこと。あちらで爆笑しながら、つくづく本作を観ておいて良かったと思いました。
【あっかっか】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2009-04-08 13:27:47)
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