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《ネタバレ》 演技が下手という役柄ながらもレンズを通すと活き活きして、観てるこちらもパッと魅了されてしまう。肉感的な上に原色の鮮やかさも相まって、ペネロペ・クルスの魅力が全開。まるで往年のイタリア映画のよう。ペドロ・アルモドバルは本当に女優を魅力的に撮るのがうまいなあ、と今回も思いました。同じゲイには厳しい描写だけど。女を冷めて描くガス・ヴァン・サント監督とは、ある意味真逆。読唇術の女性が丁寧に訳す場面など笑える要素を入れたり、中途半端なエンディングにも、つくづくペドロ・アルモドバル作品だなあと思いました。
【泳ぐたい焼き】さん [映画館(字幕)] 5点(2010-05-04 23:10:04)
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