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東京島 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 東京島
製作国
上映時間129分
劇場公開日 2010-08-28
ジャンルドラマ,サスペンス,小説の映画化
レビュー情報
見所は木村多江の演技のみ。何気ない仕草やひとつひとつのセリフに魂こもってて好感。
【以下バレ】

「どんな振舞いをしようとやっぱり女はえらいのだ」という、いけずうずうしい主題が最終的にかろうじて読み取れるのも彼女の力量のみによる。

これは俳優にとって不幸なことだ。映画の中心は演技者ではなくあくまで監督である。堂々たる演出の中でキラリと光ってこその俳優冥利であろう。しかしこの監督はたぶん、彼女と窪塚以外のものを撮る気がないのである(自信がないから)。監督が俳優に頼ってどうすんだ。

出産するのに日本人より中国人のいる場所を選ぶ、といった露骨なメッセージが表出した次の瞬間フィリピーナを出してごまかす。気持ちはわからなくはないが、気合が足らんのである。原作なんぞ変えちまえと思う(未読だけど)。監督は世界一えらいのだ。
アンギラスさん [映画館(邦画)] 4点(2010-10-01 00:49:05)
その他情報
作品のレビュー数 29件
作品の平均点 4.17点
作品の点数分布
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226.90%
3931.03%
41137.93%
5310.34%
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1013.45%
作品の標準偏差 1.68
このレビューの偏差値 49.39
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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