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《ネタバレ》 この作品自体に期待はしていませんでした。
というのも、原作を読んだのが純粋(?)だった小学校低学年のころの図書室・・・まだテレビ、漫画、TVゲームなどの洗礼を受けていないころです。 まさにワクワクしながら読んだのを覚えています。 そのときでさえ、結末には「あれっ?」だったことを鮮明に覚えています。 当然ながらこの作品、とにもかくにも内容がコテコテの古典なんです。 これを映像化して秀作になろうはずがない・・・という思いでした。 、と前置きが長くなりましたが、あの3本足の異形の敵が出現したことといい、一方的に攻められていることといい原作を懐かしく思い出しました。そして肝心なラスト・・・やはり原作どおり呆気なく終わりました。 血液を吸うという残虐な殺戮シーンが原作にあったかどうかは覚えていませんが(児童書だからカットされてたのかも)、廃屋の中のホラー仕立ての場面は蛇足だったと思います。そもそも地球侵略しに来た異星人が、一つの廃屋ごときをチマチマと詮索する必要もないでしょう。 細かいことはさておき、幼少期に受けたイメージは何となく再現してくれた作品でした。いい意味での裏切りはありませんでした。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-09-05 21:07:16)(良:2票)
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