Menu
 > 作品
 > エ行
 > 永遠の0
 > 午の若丸さんのレビュー
永遠の0 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 永遠の0
製作国
上映時間144分
劇場公開日 2013-12-21
ジャンルドラマ,戦争もの,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 私も戦死の理由で爺ちゃんは実の爺ちゃんではなかったものですから、自ずから三浦春馬君の立ち位置で鑑賞することとなりました。
正直、現代パートの大げさなところにはちょっと萎えました。
また、終戦後のラブストーリーは「そんな美談があるかい!」と内心うんざりしました。
実際、生前にうちの爺ちゃん婆ちゃんの話聞いたって、こんな綺麗な話じゃなかったですし・・・  
しかし、そんな微妙な気分は、終盤、夏八木さんの「あの頃、みんながそれぞれの物語を抱えていた…」の言葉にすべて吹っ飛ばされました。
もう駄目でした。とにかく当時は食っていくために仕方なかったんでしょうが、そんな一言では到底片づけられない思いがそれぞれにあったと思います。
ノホホンとしていたうちの爺ちゃん婆ちゃんの抱えていた思いなどわかる由もないですが、映画館で初めて不覚にもハンカチを出してしまいました。
そして最後に久蔵の零戦がファンタジックに現代の空を飛び去っていくシーンでは、私の本当の爺ちゃん(写真で見る限り岡田君のようにイケメンじゃないですけど^^;)がエールを送ってくれているような気分になって嗚咽しそうになるのを堪えてました。
冷静にみれば戦争映画としてはちょっと軽いかなと思いますが、夏八木さんのワンシーンだけでも私にとって見る価値がありました。
今こうして生きていることに感謝し来年も頑張ろうと思います。
午の若丸さん [映画館(邦画)] 7点(2013-12-27 20:58:29)
その他情報
作品のレビュー数 101件
作品の平均点 6.29点
作品の点数分布
010.99%
132.97%
243.96%
343.96%
454.95%
51413.86%
61514.85%
72423.76%
82019.80%
965.94%
1054.95%
作品の標準偏差 2.17
このレビューの偏差値 51.52
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
永遠の0のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS