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生きる のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 生きる
製作国
上映時間143分
劇場公開日 1952-10-09
ジャンルドラマ,モノクロ映画
レビュー情報
《ネタバレ》 独特の視点で人の生き方を問う深い作品。人それぞれ何らかの転機は訪れるとは思うのだけども、 病気発覚を機にお役所仕事にドップリつかった自分を反省し、公園づくりに取り組む主人公を志村喬が迫真の演技で表現しています。最後の通夜の場面での職場の同僚・上司・上役を通じて語られる回想は一つ一つ紐解くかのようで、彼の執念ともいえる生き方がよく見えていきます。彼の動きはお役所の垣根を越え人を、組織を動かしてゆく。そして最後は自らの人生の投影した公園で死んでゆく。残り少ない人生を精一杯生き抜いた男の生きざまを見せられた印象です。ある意味直球なタイトルの少し極端な方向性のお話しでしたがとても良かった。かなり昔の映画ですが、そこらへんが苦手な方にもこれは勧められるとオモイマスハイ
Kanameさん [CS・衛星(邦画)] 9点(2015-06-04 11:59:54)
その他情報
作品のレビュー数 249件
作品の平均点 8.02点
作品の点数分布
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210.40%
331.20%
483.21%
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6176.83%
74216.87%
84317.27%
95722.89%
106224.90%
作品の標準偏差 1.79
このレビューの偏差値 53.07
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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