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ある日どこかで のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ある日どこかで
製作国
上映時間103分
劇場公開日 1981-01-31
ジャンルドラマ,SF,ラブストーリー,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 言うならば「雰囲気映画」でしょうか。1912年を再現した美術・衣装は見もの。撮影も美しいし、鏡を使うなど演出もすてき。音楽はさらにすてき。ジェーン・シーモアは単に美しいだけでなく、作中コリアーがひかれたのもうなずけるような、何ともいえぬ魅力を放っています。ストーリーとしてはやや弱いのですが、ラブロマンスとして「短くも美しく燃え」という一点に絞ったところがよかったと思います。限られた時間だったからこそ、終盤の展開に説得力が出てきます。あれは一応、ハッピーエンドとなるのでしょうか?
冒頭でコリアーが受け取った懐中時計など、説明のつかない部分もあります。しかし考えると、この懐中時計がうまい。この時計は1912年から1980年までの間を、永遠に巡り続けるわけです。2人の愛が永遠であることを象徴するかのように。しかもそのアイテムが時間を示す道具であることが、より暗示的です。その象徴としての時計が重要なのであって、その由来を詮索するのはあまり意味のないことだと思います。一瞬にして永遠の愛を、美しい映像と音楽で堪能する映画でしょう。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-03-12 20:58:33)(良:3票)
その他情報
作品のレビュー数 113件
作品の平均点 7.36点
作品の点数分布
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343.54%
465.31%
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61614.16%
72320.35%
83228.32%
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101513.27%
作品の標準偏差 1.77
このレビューの偏差値 52.03
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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