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暗くなるまで待って のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 暗くなるまで待って
製作国
上映時間107分
劇場公開日 1968-05-01
ジャンルサスペンス,ミステリー,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 なにしろ原作が『ダイヤルMを廻せ!』のフレデリック・ノットだから、つまらないわけがない。冒頭で主犯が犯罪者を事件に巻き込む点や、被害に合うのが女性であることが共通しています。ただ、『ダイヤルMを廻せ!』が最後まで探偵小説的興味で引っ張っていったのに比べると、こちらはかなりサスペンス/スリラー度が高く、個人的にはそこがややマイナス。また、人形の行方に関して誰もグロリアに言及しないので、彼女が勝手に持っていったのだと見当がついてしまいます。とはいえ、それを差し引いてもすばらしく楽しめる傑作。特に、電話のベルが2回鳴っただけでシチュエーションがガラリと変わってしまう展開は、こうした作品の醍醐味を存分に味わわせてくれます。3人組はスージーが盲目であることも利用してワナに掛けようとするのですが、逆にスージーが盲人特有の感覚でそれに気づいていくというのも面白い。小道具の使い方も巧みです。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2014-12-17 20:15:31)
その他情報
作品のレビュー数 76件
作品の平均点 7.37点
作品の点数分布
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422.63%
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61418.42%
72330.26%
82431.58%
91013.16%
1022.63%
作品の標準偏差 1.19
このレビューの偏差値 61.52
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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