タイトル名	エスター
製作国	米,カナダ,独,仏
上映時間	123分
劇場公開日	2009-10-10
ジャンル	ホラー,サスペンス,シリーズもの

この手の「畏るべき子供」ものは以前からあって、その正体は悪魔の子供だったり宇宙人の落とし種(?)だったりします。で、今回ですが「オイオイ、そんなんかい！」というようなオチ。一応理屈はつけてあります。それに関する伏線もちゃんと張ってありますし、見直せばさらにいろいろ気づくかも。悪くはないけど、ちょっと脱力系？
演出は、この手の映画としては正統派でしょうが、怖がらせてやろうという気が満々で、それが逆にコケ脅かしになってしまったのは残念。ただ、最初は利発な子に見えたエスターが徐々に正体を現し、最後にアクションに持っていく段取りはよかったです。でも、温室で終わってもよかったかも。それも含め、全体的に濃いめでしつこい印象を受けました。それにしても、最近は残虐な場面も普通に映像化してしまいますが、そういうのはある程度押さえて、見ている側に想像させる方が怖いと思います。
ちなみに、原題は「孤児」の意味。見終わってから内心ニヤリとしました。

作品のレビュー数	122件
作品の平均点	6.89点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 1 0.82％ 2 1 0.82％ 3 1 0.82％ 4 5 4.10％ 5 6 4.92％ 6 23 18.85％ 7 41 33.61％ 8 37 30.33％ 9 6 4.92％ 10 1 0.82％
作品の標準偏差	1.40
このレビューの偏差値	50.55 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値