Menu
 > 作品
 > ユ行
 > 郵便配達は二度ベルを鳴らす(1981)
 > アングロファイルさんのレビュー
郵便配達は二度ベルを鳴らす(1981) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 郵便配達は二度ベルを鳴らす(1981)
製作国米,西独
上映時間122分
劇場公開日 1981-11-28
ジャンルドラマ,サスペンス,ラブストーリー,犯罪もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 原作はハードボイルドの古典として有名で、あらましだけは知っていました。なので亭主を殺す過程に重点を置いた犯罪サスペンスかと思ったら、殺人は途中で成功してそれから裁判。さらにそれも無事すんで、終わってみれば実は恋愛映画だったのか? と思うような不思議な印象が残ります。原作を読んでいないのでわかりませんが、あのラストが原作通りだとすると、やはり「悪人は罰せられなければならない」という時代に書かれたからなんでしょうね。しかし理由はともかく、哀しい終わり方がそれまでの内容とかなり異なっているのに、不自然さを感じさせません。この2人はいろいろありましたが、満たされない現実から脱出しようと必死で足掻いていた過程を、じっくり見せたからでしょう。主人公が犯罪者なのに、最後は同情させて切なさを感じさせるとは、なかなかのものだと感じました。あと、弁護士役のマイケル・ラーナーが、いい味を出していました。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-11-08 21:51:52)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 57件
作品の平均点 5.30点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
247.02%
323.51%
41221.05%
51526.32%
61322.81%
7610.53%
823.51%
911.75%
1023.51%
作品の標準偏差 1.74
このレビューの偏差値 55.64
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
郵便配達は二度ベルを鳴らす(1981)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS