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喜劇 にっぽんのお婆あちゃん のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 喜劇 にっぽんのお婆あちゃん
製作国
上映時間94分
劇場公開日 1962-01-03
ジャンルドラマ,コメディ,モノクロ映画
レビュー情報
《ネタバレ》 いやー、これまたすごい。出演者の面々を見ているだけで、圧倒されそうです。その中でも、主役の蝶々さん北林さんが抜群。特に十朱幸代以下の店員さんとの交流がいいエピソードでした。話が進むにつれて「悲喜劇」になってゆき、社会性が深まっていきますが、その進展ぐあいも自然でよかったと思います。ただ、サトさんが帰宅してからの描写がストレートすぎて、あのあたりももう少しユーモアを感じさせたらよかったと思いますが……。
今となっては、この映画に出てくるような養老院すら幸せとは限らないというところがありますが、そのあたりは本作でも、インタビューされてブスッとしているくみさんや、最後に腕組みして考え込んでいる渡辺文雄の画で表されていると思います。そう考えると、なかなか「昔の映画」とばかり言っていられないでしょう。かなり深いところがあると思います。
アングロファイルさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-07-11 17:51:32)
その他情報
作品のレビュー数 8件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.71
このレビューの偏差値 50.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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