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《ネタバレ》 よく猫派と犬派などと言いますが、私は断然犬派。そういう人間からすると、イヌというのは地に足が付いていて現実的ですが、ネコというのはどこか浮世離れしたところがあるように思われます。この映画はそれをよく現していると思います。ぶっちゃけ嘘八百、現実なんて吹き飛ばすファンタジーの世界。『レンタイヌ』なんてありえません。季節も絶対夏。暑い夏の日に見た白昼夢みたいなもので、ほかの季節では似合わない。小林克也がババアの役をやっているのが、それを象徴しているでしょう。それだけに、後半で妙に現実的な話題を盛り込んできたのは興醒め。それでも3話までは見られましたが、最後の吉沢くんの話はピンとこないなぁ……。全体としては「だからどうした」っていう内容なのですが、そもそも「だからどうした」ということすら考えず、頭を空っぽにして見る映画でしょうねぇ。というか、そうでもしなければ見られないというか。
【アングロファイル】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-08-12 11:31:24)
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