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ザ・スパイダースの大進撃 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ザ・スパイダースの大進撃
製作国
上映時間82分
劇場公開日 1968-01-03
ジャンルアクション,コメディ,シリーズもの,音楽もの,アイドルもの
レビュー情報
《ネタバレ》 これは酷い。スパイダース(今回は本人たちの役らしい)がなにやら怪しい事件に巻き込まれ、ブツを取り戻そうとする悪人たちと、それを(意図せずに)防ぐやりとりで笑わせようとしているようですが、たいして面白くない。その繰り返しばかりのワンパターンで飽きてくるし。さすがにそれでは保たないと思ったのか、途中で歌を垂れ流したり九州ツアーに出かけたりするのですが、つまらなさは解消されず。国会議事堂の上で歌うというのはまあ面白いけど(これは倉本聰のアイデアなんだろうか)、あっという間に終わってしまうし。それに、スパイダースのメンバーに芝居をさせるというのが苦しい。マチャアキ・順のやりとりは、のちの『かくし芸大会』や『カックラキン』を彷彿とさせるところがあって、まあまあですが。

対照的に、和泉雅子はかわいいし、真理アンヌの美しい悪女ぶりも堂に入っていて、この2人を拝めるのが本作最大(唯一?)の売りでしょう。あと、堺駿二が出ていて「親の顔が見たい」というような楽屋オチ的ネタがあったのですが、そこが一番面白かったです。中平康らしいショットも見受けられますが、日活とケンカしてこれが最後の作品になったようです。だからあまりやる気がなかったのかもしれないし、会社の方も「ジャリ映画でもやらせとけ」ってことだったのかもしれませんね。
アングロファイルさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2016-02-21 11:32:28)
その他情報
作品のレビュー数 3件
作品の平均点 4.67点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.94
このレビューの偏差値 42.50
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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