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太陽は光り輝く のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 太陽は光り輝く
製作国
上映時間90分
劇場公開日 1966-03-11
ジャンルドラマ,コメディ,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 酒好き判事が主人公の人情ものですが、南北戦争後のアメリカ人の心象が端的に描かれていると思います。ケンタッキーが舞台ということで旧南軍の人たちが中心なのですが、「戦いには負けても人間として大事な部分では負けてはいない」という、誇りのようなものがよく出ていました。プリースト判事は「私の法廷では、宗教や人種で差別されることはない」と公言しており、あたかも“アメリカの良心”を体現しているかのようです。製作された時代を考えると、いわゆる赤狩りに対する批判もあるのでしょう。まさに“古き佳きアメリカ”という感じで、現代では望むべくもなさそうです。今のアメリカ人がこの映画を見てどう思うのか、ちょっと聞いてみたい気がします。ジョン・フォードらしくユーモアをふんだんに盛り込んだ、娯楽作でありながらちょっと考えさせる佳作でした。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-08-14 16:50:49)
その他情報
作品のレビュー数 6件
作品の平均点 6.67点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.89
このレビューの偏差値 50.94
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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