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ガメラ2 レギオン襲来 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ガメラ2 レギオン襲来
製作国
上映時間100分
劇場公開日 1996-07-13
ジャンルSF,ファンタジー,シリーズもの,パニックもの,特撮もの,モンスター映画
レビュー情報
《ネタバレ》 だいたいガメラシリーズというのは、敵怪獣に特徴があって、その特徴をうまくフィーチャーした時良作になるという伝統があるようです。本作のレギオンもそのパターンで、レギオンの特質が物語の牽引役を果たしています。それは怪獣対策にも生かされ、終盤小型レギオンを送信所におびき寄せるあたり、かなり嬉しくなりました。ガメラも、炎をエネルギーとする、一度は敵に敗れるなど、昔ながらのパターンを踏襲していてよいです。小型レギオンは、前年の小型デストロイアよりはよほどそれらしくて○。巨大レギオンも、宇宙生物らしく異質なデザインがよかったと思います。怪獣同士の戦いでは、終盤よりも霞目飛行場の方が、シチュエーションやカット割りのよさも目立って見ごたえがありました。出演者では、吹越満さんがなかなかいい役回りでしたね。
逆にまずかった点としては、あいかわらず女性キャストにまずさが目立つところと、最後に陳腐すぎる「環境問題」を持ってきたところでしょうか。あと、途中報道番組の映像が続くところがありましたが、ちょっと長くて飽きてしまいました。あの辺はもっと短く切り上げてほしかったところです。
前作も含め、日本のお家芸である「ミニチュアワーク」がまだ生きており、アナログな作りのよさを感じさせるところは、個人的にはポイントが高いです。それと特記すべきはタイトル。従来の「○○対××」というパターンから脱却した斬新なもので、ポケモンの映画にも影響を与えていそうです。
アングロファイルさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-12-27 20:57:53)
その他情報
作品のレビュー数 101件
作品の平均点 7.50点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
210.99%
310.99%
443.96%
587.92%
698.91%
72322.77%
82726.73%
91413.86%
101413.86%
作品の標準偏差 1.73
このレビューの偏差値 48.31
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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