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クレオパトラ(1963) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 クレオパトラ(1963)
製作国英,米,スイス
上映時間251分
劇場公開日 1963-11-26
ジャンルドラマ,歴史もの,伝記もの
レビュー情報
《ネタバレ》 これはたしかに、「金はかけたが中身はそれに見合っていない」映画ですね。話が地味すぎる。大半が政治的な駆け引きか、あるいはクレオパトラとシーザー/アントニーとのロマンス。どちらも盛り上がりに欠ける内容です。相対的にアクションが少ない。クレオパトラのローマ入場場面は盛り上がりますが、演出としてはやはり単調。それでも前半はまだ見られます。ただ、シーザー役は完全にミスキャストでしょう。レックス・ハリスンといえば『マイ・フェア・レディ』に代表されるように、学者系・文化系が似合っています。どこをどう見ても歴史に名を残すような大将軍とは思えません。これが致命的。後半は、クレオパトラが誇り高く気品にあふれていることはわかりますが、プライドが高すぎてワガママという気もしてきます。それにひきかえアントニーが情けなさすぎ。前半はどちらかというとシーザーが主人公でクレオパトラは助演という役回りだったのが、後半はクレオパトラが中心になって、よかったのかどうか難しいところです。確実にすばらしかったのは最後の自決場面で、ここではクレオパトラの誇り高き美しさがきわだっていました。しかし、そこまで行くのがあまりにも長すぎました。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-07-19 21:00:53)
その他情報
作品のレビュー数 32件
作品の平均点 5.84点
作品の点数分布
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326.25%
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6928.12%
7721.88%
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913.12%
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作品の標準偏差 1.35
このレビューの偏差値 50.86
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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