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二百三高地 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 二百三高地
製作国
上映時間184分
劇場公開日 1980-08-02
ジャンルドラマ,戦争もの,特撮もの,歴史もの
レビュー情報
《ネタバレ》 これはまた見ごたえがありました。最初に当時の状況説明があり、戦争に至るまでの経緯が簡単に語られるわけですが、いざ開戦となると戦闘の連続で、いったい何のために戦っているのかが忘れ去られそうです。実際に戦っていた人たちもそうだったのかもしれません。乃木に代表される軍上層部と、前線に立つ兵士を均等に描いたのは大変よかった。これによって戦争というものの全体図がつかめますし、反戦の意図が明確になります。この上層部ー前線兵の関係は、現代企業の管理職ー労働者(特に非正規の)に通じるところがあります。小賀を親露的な人物としたのは、あざといですが効果は上がっていました。特撮は東宝のスタッフが出張してきていますから、こんなできでしょう。東映の映画でこんな特撮が見られるというのは、なんだか嬉しい。休憩前の演出は、やはりヘンでした。
アングロファイルさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-07-21 22:27:10)
その他情報
作品のレビュー数 51件
作品の平均点 7.14点
作品の点数分布
000.00%
111.96%
200.00%
311.96%
400.00%
5611.76%
6713.73%
71631.37%
8917.65%
9611.76%
1059.80%
作品の標準偏差 1.77
このレビューの偏差値 49.56
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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