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大砂塵 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 大砂塵
製作国
上映時間109分
劇場公開日 1954-10-27
ジャンルドラマ,ウエスタン,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 終わってみれば、結局何がやりたかったのか、よくわからない映画。頭のおかしい女一人に、多くの人が振り回されたという印象しかありません。「東部から人がなだれ込んできたら自分たちが追いやられる」と言っていますが、それがどれほど現実的かよくわからないし、キッドに惚れているようなことを言っていますが、それも本当なのかどうかすらわからない。要するに、主要人物の心理というものがまったく描写されていないんですね。だからやることに説得力がなく、上っ面だけの描写になっています。見ていて共感できる人間がいないので、それほど面白さを感じられない。序盤の舞台劇風の展開で期待させたのですが、あとが続きませんでした。

それにしても、元はといえば白人が西部に進出し、現地の人間を追い払って力ずくで土地を奪ったのに、自分たちが同じ目に会うのは嫌というのは、まあ勝手な言いぐさですな。今のアメリカ大統領を支持しているような人は好みそうですが……。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-09-02 09:19:44)
その他情報
作品のレビュー数 12件
作品の平均点 6.83点
作品の点数分布
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9216.67%
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作品の標準偏差 1.82
このレビューの偏差値 44.45
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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