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失われた週末 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 失われた週末
製作国
上映時間101分
劇場公開日 1947-12-30
ジャンルドラマ,サスペンス,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 私は酒が飲めないので、そういう観点から客観的に見ましたが、こちらを引き込むシナリオや演出はさすが。悲惨な話のはずなのにかなり楽しめました。本作の場合、周囲がいい人ばかりなので救われていますが、現実は必ずしも甘くないはず。ラストも含め、映画としてはよくできていると思いますが、アルコール依存症に対する警鐘を鳴らすのであれば、物足りないでしょう。それとも病気は単なる道具立てで、何かに追い詰められた人間心理を描くのが目的だったのか。その点では大変よくできていると思います。いずれにせよ、終わりが弱いことに変わりはありませんが。
ちなみに、ミクロス・ローザの音楽がテルミンを使っていて『白い恐怖』に似ていると思ったら、なんと同じ年の製作でした。しかもあちらはオスカー受賞。この年ローザは『楽聖ショパン』でもアカデミー賞にノミネートされています。さすがにテルミンはないでしょうが。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-05-26 20:46:11)
その他情報
作品のレビュー数 56件
作品の平均点 6.52点
作品の点数分布
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61323.21%
71628.57%
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935.36%
1023.57%
作品の標準偏差 1.41
このレビューの偏差値 52.41
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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