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動く標的 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 動く標的
製作国
上映時間121分
劇場公開日 1966-07-14
ジャンルアクション,ドラマ,サスペンス,シリーズもの,犯罪もの,ハードボイルド,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 ハードボイルドらしいところといえば、最初のクレジットのところとか、終盤でハーパーが「1年のうち5~6週間だけが楽しい」とか言うところでしょうか。個人的には特にハードボイルドが好きというわけではないので、あまりピンと来ませんが。ただしハードボイルドを離れても、ハーパーというのはなかなか興味深い人物ではあります。
ミステリーとしてはまあ普通ですが、情報が次から次へと簡単に手にはいるのはどうかと思います。そのあたりがフィクションの限界でしょうか。謎解き云々よりも、新興宗教を隠れみのにして不法移民を受け入れるというあたりに、風俗的な面白さを感じました。ただ、夫が死んだと伝えられたサンプソン夫人が妙に嬉しそうだったり、その前後のミランダを意味ありげに映していたり、事件の実行犯が都合よく全員死んだりと、まだ裏があるのではないかと思わせるところがあります。もっともそれも、ハーパーに関係がないといえば関係ない。そういうところは妙にリアルでした。
まあこの映画の最大の謎は、原作のアーチャーがハーパーに変えられて、しかも映画のタイトルにまでなっているということでしょうけど。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-07-03 22:22:25)
その他情報
作品のレビュー数 15件
作品の平均点 5.20点
作品の点数分布
000.00%
116.67%
216.67%
3213.33%
400.00%
5213.33%
6533.33%
7320.00%
816.67%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.97
このレビューの偏差値 54.62
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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